■バイバイ、喘息発作!「気道を守る 喘息発作予防術
私の子どもの頃は現在のように、発作予防の観点から喘息治療を施す、という発想は
お医者様の側にも患者の側にも希薄で、
起きた発作をどうやって静めるのかが喘息治療の主流となっていました。
その為に目の前に存在する喘息の危険因子に対しては
まったくの無防備状態だったのです。
そして私の気道はどんどん傷ついてい
ますます喘息発作の起こりやすい状態となっていったのです。
その頃の私は有名な大学病院の先生に「喘息の横綱」とまで言われていました。
また、9歳頃から病院の勧めで脱感作療法を週に一度行っていたので、
その日に当たる毎週木曜日には私は学校を休まなければなりませんでした。
ちょうど家庭科の授業が毎週木曜日だったので
私は一度も家庭科の授業に出たことがありませんでした。
家にいても、
外出先でも、
朝でも、
夜でも、
実践できる方法に発展させていきました!
そしてわずか2週間とかからずに、あんなにひどかった喘息が・・・
私ばかりでなく
家族をもノイローゼ状態にしてきた喘息の発作が、・・・
まったく起きなくなったのです!!!
やった! やった! やった!
ついに見つけた!!
やっと喘息の苦しみから開放された!!!
そう思いました。
そして、私は発見した喘息発作予防術をどんどん発展させ、
いつ起こるかわからない発作を完全に押さえ込み、
発作の恐怖から逃れることに成功しました。
喘息発作が起きなくなってからは
それまでの人生の遅れを取り戻すかのように積極的な性格になりました。
勉強にも身が入り就職もうまくいきました。